北京
PM2.577
23/19
中国は今まさに、心を一つに合わせて新型肺炎の予防・抑制活動に全力で取り組んでいるところだ。だが、緊迫感に満ちたこの時期に米国のポンペオ国務長官は中国の与党、中国の制度を「時代の脅威」と誹謗した。ポンペオ氏は世界の超大国の首席外交官として、このような荒唐無稽な発言は冷血、傲慢で人道主義の精神に背くものであり、中米の協力に障害を生んだ。
ポンペオ氏は先日の英国訪問時にこの誤った諭を示した。中国企業・華為技術(ファーウェイ)について、英政府が同国の5Gネットワーク構築への参加を認めると発表したことが、その直接の原因だ。周知の通り、米国はここ数年、いわゆる国家の安全を理由に中国のハイテク企業に圧力をかけている。同盟国にも圧力を加え続け、同盟国が中国企業に市場開放することを阻んできた。英国は利害を天秤にかけて自らの選択を示したわけだが、米国にとっては絶対的な打撃だ。それゆえ、米国は中国に向けて怒りをまき散らしたのだ。
「中国脅威論」に、香港、新疆といった中国国内問題への干渉、さらには中国共産党と中国の国家制度への攻撃に至るまで、ポンペオ氏は就任以来、方々で騒動が起こるよう仕向け、人々の分断を図り、中国を攻撃してきた。しかし、ポンペオ氏らが「パフォーマンス」により力を入れても、説得力のある証拠は示せていない。中国の制度の優越性は事実によってすでに存分に証明されている。過去70年間、中国の発展と成功は拡張や略奪によって得たものではなく、中国共産党が中国人民を引っ張って必死の努力をした結果だ。
現在、中国は新型コロナウイルス感染による肺炎に反撃するため、最も全面的で最も厳格な予防・抑制措置を取っている。地域社会や農村に深く入り込んだ予防・抑制ネットワークを構築し、人間本位、力を結集して大事業をやり遂げるという中国ならではの社会主義制度の強みをくっきりと示した。中国がこうした措置を講じたのは、自国民の生命の安全と健康を守るため、そして全世界の公衆衛生の安全を維持するためだ。まさに、国際社会の全体利益に対する高度な責任と言えよう。(CRI論説員)