【CRI時評】人間本位で肺炎流行に立ち向かう

2020-01-23 20:48  CRI

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 湖北省武漢市は23日早朝、当日の午前10時を期して、武漢天河空港、鉄道駅の武漢から出るチャネルを暫時閉鎖し、全市の各種公共交通機関を暫時運休するとともに、市民にできる限り武漢を離れないよう求めると発表した。これは中国が肺炎流行の状況に対する分析と把握に基づいて採った果断な隔離措置であり、その目的はウイルスの感染ルートを効果的に遮断し、病原体の拡散を防いで、民衆の生命の安全と健康を守り、全世界の公共衛生の安全を維持するためであり、人間本位の強い責任感を反映している。

 人類が伝染病に対応する過程で、各国は繰り返し同様の遮断、隔離措置を採ってきた。例えば2014年、エボラウイルスの蔓延を抑えるため、ギニア、シェラレオネ、リベリアは共通の国境地域に隔離帯を設けることを宣言した。世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は、中国が採った行動は「非常に強力」であり、「状況に応じて適切と考えられる行動を採ることは非常に重要だ」と指摘している。武漢に出入りするチャネルは一時的に閉鎖されるが、それによって武漢が「陸の孤島」になってしまうことはない。この華中の重要都市は正に今この時、中国の人々の心に影響を与えている。現在、全国各地から既に多数の医療ボランティアが治療活動に加わるために武漢に赴いており、その中にはかつてSARSとの戦いに参加した84歳になる中国工学アカデミー会員の鐘南山氏も含まれている。

 今回の肺炎の流行に対する中国政府の措置は果断であり、オープンであり、国際社会に対する強い責任感を反映している。間もなく、中国の人々は一年で最も重要な祝日である春節を迎える。この、いつもの年とは違った春節に、中国人はウイルスとの競争に挑む。上から下まで心を一つにし、団結して戦い、人々が必ずウイルスに打ち勝つことを信じている。(CRI論説員)

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刘睿