朝鮮半島の核問題を巡る第4回6カ国協議プレスセンターが30日発表したところによりますと、第4回6カ国協議は当日首席代表会議を開きました。この会議で、各方面が今回の協議の成果を反映するため、共同文書の作成に一致して同意しました。関係6カ国はすでに共同文書の作成作業について協議を行っています。
伝えられることろによりますと、当日の首席代表会議で、中国代表団は今回の6カ国協議の共同文書の草案を提示しました。この草案は、各方面の立場と提案を纏めています。その後、次席代表協議でこの草案の内容について討議が行われました。
日本の「読売新聞」の30日の報道によりますと、第4回6カ国協議の共同文書の主な内容には、朝鮮半島の非核化や朝鮮への安全保証の提供、朝鮮と米日との国交正常化実現、関係方面の経済協力などが含まれているとのことです。それによりますと、米朝間の対立を解消するのは困難として、共同文書には、各国の共通の目標や原則だけを盛り込み、その目標の実施手順の議論は次回の協議に先送りすることにしました。この共同文書の草案は来週の初めに採択されるものと見込まれています。
同日、中国と朝鮮、中国とアメリカ、朝鮮とアメリカの代表団はそれぞれ2国間協議を行いました。
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