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農作業の中で、清明は重要な節気として、さらに「清明と穀雨がつながり、種子を水にひたして田を耕すことを遅らせない」、「清明の前後にウリ類、豆類をまく」という言い方がある。わたしたちの都市に「植樹造林は清明を超えないように」という言い方がある。これを見ても分かるように、農村でも都市でも、清明は人々に重視させるべき日なのである。
まずわたしたちは高血圧とはなにかを知っておくべきである。高血圧は体の循環の中で、動脈圧が持続的に上がることを指すものであり、血管、脳、心、腎臓などの器官を傷つけることになる、よく見かける臨床複合症候群である。この病気の発病率は加齢に伴って増えるものである。高血圧患者の冠状動脈性硬化症と急性心筋梗塞の発病率も正常な血圧の人たちより3〜5倍高い。漢方医学のこの病気の症状に対応する要点は、血圧の変化を観察するほか、患者の目まい、頭痛などの全身の症状を分析する必要がある。病因は年を取って体が弱く、情、志がアンバランスになり、疲れ、長患いをし、偏食を好むなどを多く見かける。その病理は主に陰陽がアンバランスとなり、根本が虚で枝葉末節が実となる。よく見かける症状は次のとおり。陰虚陽亢症(頭が痛くてくらくらし、耳鳴りがして目がかすみ、眠れなくてよく夢を見、腰とひざがぐったりし、顔は時に紅潮し、手足がマヒする)。肝腎陰虚症(頭がくらくらし目がかすみ、目がヒリヒリし、耳鳴りで聴覚障害を起こし、腰がだるくて足に力がなく、足が痛む)。陰陽両虚症(頭がぼんやりして目がかすみ、歩いても舟に乗っているようで、顔が白くて顔色がさえず、時には熱があり、動悸で息切れし、腰とひざがぐったりし、夜はしきりに小水があり、あるいは水腫がある)。
近代的医学の研究によると、外部のよくない刺激、長時間の精神的緊張、焦慮、焦るなどの気持ちの波動は、高血圧症の病状を招いて悪化させることがある。そのため、保養の際、情と志の面では、異常な情と志の反応を軽減し、なくすべきであり、心移りしやすくなるのを避け、のびのびした気持を保ち、柔和な動作の、動の中に静がある太極拳を優先的に選ぶ鍛練の方式とする。競技的性格の活動に参加することは避け、気持がひどく高ぶらないようにする。重荷を背負うような活動は避け、息を殺すことは避けること。これは血圧の上昇などを引き起こしやすい。飲食による養生の面では、時間と量を決め、暴飲暴食しないことである。肥満者に対して、甘いものを減らし、カロリーの摂取を制限し、果物や野菜を多く食べるべきである。高齢で高血圧にかかっている方に対しては特に塩分の少ない飲食をすすめるべきで、塩分の摂取を小さめにすると同時に、カリウムの摂取を増やすべきであり、例えば野菜、果物のようなものを多く召し上がるべきである。 (チャイナネット より) 陰虚陽亢症 野生のキクの花5〜10グラムを取って、水を入れて3〜5分間煮沸してお茶として飲む。 肝腎陰虚症 ローヤル・ゼリーを飲むように。 陰陽両虚症 クコ、クルミの実、黒ゴマそれぞれ20グラムを水で煎じて、毎日一回スープと一緒に飲む。 ここではみなさんに高血圧症を予防、治療する料理をおすすめしたい(『高血圧の予防と治療』より)。
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