外交部 米国側が流布した中国関連の虚偽情報を非難=ウクライナ問題

2022-03-14 21:59CRI

外交部 米国側が流布した中国関連の虚偽情報を非難=ウクライナ問題

 外交部の趙立堅報道官は14日の定例記者会見で、「米国は最近、ウクライナ問題で中国に対する虚偽情報を次々と流し、悪巧みをしている」と指摘しました。

 報道によりますと、米国の当局者は、ロシアが中国に軍事支援を要請したと主張しています。また、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、米国が中国からロシアに対する経済的あるいは物資的な支援の提供に注目しているとしたうえで、「制裁回避は間違いなく結果に直面する」と中国に伝えたことを明らかにしました。

 これについて趙報道官は「当面の急務は、各方面が自制を保ち、緊張を緩和させることだ」と述べ、事態をこれ以上エスカレートさせるのではなく、外交的な方法で解決を推進するよう促しました。趙報道官は「ウクライナ問題における中国側の立場は一貫しており、明確である。中国は終始、客観的で公正な態度と物事の良し悪しに基づいて、独立自主的に判断し、主張を表明している。ウクライナ問題において、中国の努力を抹殺し、中国の意図を歪曲し、デマを飛ばして中国に泥を塗る虚偽の情報はいずれも矛盾を転嫁し、対抗をそそのかし、機会を利用して漁夫の利を目的としており、これは無責任なことであり、道徳的でもない。制裁はこれまでも問題を解決する有効な手段ではない。中国は米国側のいかなる形の単独制裁とロングアーム管轄にも反対し、中国企業と個人の合法的権益を断固として守る」と述べました。(帥、CK)