中日韓協力国際フォーラム2018が18日、日本の東京で開催されました。
開幕式では中日韓三国協力事務局の李鐘憲(イ・ジョンホン)事務局長が挨拶に立ち、「協力の強化は三国が長期にわたり求め続けてきたビジョンである。三国は弛まず努力し、交流を通して相互理解を深め、三国間関係のさらなる発展を積極的に推進して行くべきだ」と述べました。
程永華駐日中国大使は、「三国は、それぞれの二国間に存在する問題を適切に処理、『互恵共栄』や『人類運命共同体』という理念を確立し、互いへの開放レベルを拡大、三ヵ国の協力を深化させ、貿易保護主義に反対し、経済のグローバリゼーションをより開放的かつ包摂的でバランスよく共に繁栄する方向へと導いていくべきだ」と強調しました。
また、日本の自民党の高村正彦副総裁は「三国が互いに支え合い、協力関係を強化していくことは、自らの国にプラスとなるだけでなく、東アジアないしは世界にとっても重要な意義を持つ」と述べました。
中日韓協力国際フォーラムは中日韓三国協力事務局の主催により開かれたもので、「三国協力の新たな章の始まり-過去10年とこれから先の10年を見据えて-」をテーマとし、三国からの代表300人余りが出席しました。(藍、む)