第1四半期の雇用状況、順調に推移

来源:JAPANESE-CRI2017-04-19 11:14:55

 中国国家統計局が17日に公布したデータによりますと、2017年の第1四半期、中国の雇用状況は順調だということです。

 中国国際経済交流センターの副エコノミストである徐洪才氏はこの日の発表で、「失業者のうち、再就職した人の数は昨年同期よりやや増え、就職困難な人の数は減り、都市の登録失業率も2015年の4.05%から2016年末の4.02%まで下がった」と示し、「全体的に中国の雇用状況は上向いている」としました。

 また、国家統計局の毛盛勇報道官は、「中国の雇用規模が拡大している。第1四半期の新規雇用者数は334万人で、昨年同期と比べ、16万人増えた」とした上で、3月末までの大都市の失業率は5%以下であったことを明らかしました。

 しかし、雇用状況が全体的に安定する一方で、根本的な雇用問題に変わりはありません。都市部の労働人口が増加し、農業においては依然として余剰労働力があるため、今年の就職事情も引き続き厳しいものになると見られています。(ヒガシ、謙)

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