パキスタン上院のラバニ議長の招きにより、俞正声全国政治協商会議議長が5日から6日にかけてパキスタンを公式に友好訪問し、パキスタンのフセイン大統領、シャリフ首相、国民議会のアバシ副議長、ラバニ上院議長らとそれぞれ会談を行いました。

　フセイン大統領との会談に臨んだ俞議長は、まずパキスタン独立70周年に祝賀の意を表し、今後も国家建設がさらに大きく進捗するよう祈念する旨を伝えた上で、「双方は両国の指導者の形成した共通認識を形にしていくとともに、密接なハイレベル交流を維持しつつ、引続き戦略の交流と協調を強化し、両国の重大な利益に関わる問題については互いに支持しあい、各分野及び全方位での協力を推進し、一帯一路構想を共に建設し、両国関係を持続的に新たなステージに進めるよう努めていきたい」と述べました。

　これに対して、フセイン大統領は「両国の友情は長い歴史を持っており、すでに各分野で卓越した成果を上げ、両国および両国の国民に利益をもたらし、地域の平和と発展にも積極的役割を果たしている。パキスタン政府は中国の核心的かつ重要な利益を揺るぎなく支持し、中国政府と共に、両国の全天候型戦略パートナーシップの前進に努めていきたい」と述べました。（雲莎、む）