中国国際放送局
中国の南部には水が多く、北部には水が少ないだが、南部の豊富な淡水資源を北部の水不足の地区に引くため、中国の科学技術者たちは、50年の野外調査と測量を通じて、去年から、南水北調プロジェクトの建設を始めた。
南水北調は、東部ルート、中部ルート及び西部ルートという3本のルートに分けられている。この3本のルートを通じて、長江や黄河、淮河、海河という4本の大きな河を繋げ、水資源の南北調整を実現する。
東部ルートでは、長江下流の楊州で長江の水をポンプで汲み上げ、北京と杭州を結ぶ大運河を通って北部地区に引くと同時に、洪水防止の役割を果たす洪沢湖、駱馬湖、南四湖、東平湖と連結させた後、更に2ルートに分けられ、1ルートは北へ伸びて、黄河の河底を潜るが、もう1ルートは、東に伸びて、山東省東部地区を通って、山東省の煙台や威海に水を引くということである。
また、中部ルートでは、丹江口ダムから水を引き、北京・広州間鉄道にそって、北上するが、水が自力で北京や天津まで流れることができる。
西部ルートでは、長江上流の通天河、支流の雅礱江、大渡河の上流地区でダムを建設し、長江の水を黄河上流に引くのである。計画中の東部ルートと中部ルート、西部ルートの水を引く量は、2050年までに448億立方メートルに達し、そのうち東部ルートは148億立方メートル、中部ルートは130億立方メートル、西部ルートは170億立方メートルに達するということである。
このプロジェクトは実際的な状況に基づいて、段階に分けて建設されるが、現在、東部ルートと中部ルートの建設がすでに始まった。
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