王次恒
中国国際放送局

 中国の有名な笛演奏家。中国民族音楽界で活躍している人物である。今は中国音楽家協会会員、中国民族管楽器音楽学会会員、中国管楽器音楽研究会会員、中央民族楽団の笛演奏者を勤めている。

1959年に浙江省杭州生れ。青少年の頃から有名な笛演奏者である赵松庭に笛の演奏を習い、1980年に同時に中央音楽学院と上海音楽学院に受かり、中央音楽学院に進学した。中央音楽学院で笛演奏家の曾永清に笛の演奏を勉強し、中国の有名な音楽史学者、民族音楽家、民族器楽教育者の蘭玉崧教授の指導を受けた。1984年に中央音楽学院を卒業、中央民族楽団に入り、笛の演奏者になった。この間、北派の笛演奏者である王鉄?先生と南派の笛演奏者である陸春齢先生から笛を勉強した。絶えまない努力の果て、彼は南北両派の笛の演奏技法を巧く融合させ、素晴らしい音楽の素質を表わした。

王次恒の演奏は優雅なもので、個性に富んでいる。彼は『中華声の振興』、『民族音楽の振興』、『竹音楽の神韻』など様々大きな音楽会で演出し、呂骥、李焕之、時楽蒙など音楽界の先輩に賞賛された。また、彼は作曲家と緊密に協力し、沢山の新しい曲を作り、『卡腔』、『滚奏』などの新しい笛演奏の技巧を創作した。そして、彼は大胆に北方の小邦笛の演奏特長を生かした。

素敵な笛演奏の技術を持っている王次恒は国内外の沢山の音楽コンテストで大賞を獲得した。笛の創作曲『桑園春』は中央音楽学院の民族音楽三等賞を獲得し、1987年に第一回広東省全国音楽コンテストで一等賞、1989年第一回全国民族器楽テレビ大賞で二等賞、19897月朝鮮第13回世界青年カーニバルで笛独奏の最高賞を獲得した。また1991年、王次恒は中国文化省の優秀俳優に選ばれた。

王次恒は1990年に北京音楽庁で笛のソロコンサートを行い、民族音楽界に高く評価された。呂骥先生は「王次恒の演奏は中国伝統の笛の演奏技法を継続した上で、大胆で、革新を図り、近代中国の優れた音楽者だ」と評価していた。

王次恒は何度も中国を代表してオーストリア、フランス、ドイツ、アメリカなどの国や地域を訪問し、評価を受けている。

王次恒は文化素質の向上を常に重視し、謙遜に他人から学び、何れの流派にも偏見を持たず、独特な演奏風格を考えている。

楽曲鑑賞:『霓裳曲』