山西臨汾刺繍
中国国際放送局
 

  中国北部にある山西省臨汾一帯の農村で暮らしている人たちは、衣服、靴、帽子などに刺繍を施すことが多い。たとえば、衿、袖口、スカートの裾、リボン、ショール、子供の帽子、チョッキなどである。日常品のシーツ、カーテン、枕、袋、テーブルクローズなどにもよく刺繍されている。

図案には吉祥と幸せを象徴する如意などの題材がよく使われている。鳳凰牡丹、中国語での蝙蝠の語呂合わせからきた四字熟語の「五福捧寿」、子宝に恵まれるという意味の「連生貴子」、長寿という意味の「松鶴延年」などがある。このほかに伝統劇で演じられる物語や伝説もある。図にあるのは,ボールと戯れる二匹の竜で、極彩色の上、コントラストが明確だ。二匹の竜は勢いよく天空を舞っている。その周りに雲紋、水紋、蝙蝠、8仙人が持つ道具など配されている。