『ジャンガル』

中国国際放送局

     

『ジャンガル』は15世紀から17世紀の上半期に書き上げられ、モンゴル族の英雄・ジャンガル氏を称える叙事詩です。

主人公・ジャンガルは2歳の時孤児となり、3歳から馬に乗って戦争に参加し、7歳の時には大きな功績を遂げました。そして、モンゴル族の人は彼を最高指導者である「カカン」と尊びました。その後、ジャンガル氏はまた、35人の大将と8000人の勇士を率いて、一つの「理想国」を作り上げました。そこでは、彼の人民が長生きであり、彼の国ではあちこちに笑う声が聞こえられ、彼の田園には冬がなく、1年中草が青々としていて春の息吹が感じられているということです。

「ジャンガル」は長編な英雄叙事詩として人物の性格を描く面で非常に成功です。例えば、主人公・ジャンガルと苦しい子供時代と激しい戦争過程を描く場合、彼を聡明、武力的、才能が優れていて、人々に尊敬される英雄として描いており、

 景色を描く場合、史詩は感情を込めてアルタイ山脈の雄々しさを描き、モンゴル民族独特な性格や美に対する理解を表しています。また、芸術風格の面で鮮明な民族色に備えています。また、すべての史詩と同じように 「ジャンガル」の民族性はその言語の運用方面で現れています。史詩の中で大量かつ豊富な民間的な口語を運用するほか、モンゴル族の古代の民謡や祝辞言葉、ことわざと結びつけて壮大な場面を描写しています。例えば、ジャンガル氏が結婚するときの様子を描くのは例の一つです。

「ジャンガル」はモンゴル族古典文学の最高点だと言われ、後世の文学創作に大きな影響をもたらした。現在、この史詩は中国の少数民族文化を保護する書籍として指定されました。