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<舌で味わう中国Ⅱ>春餅(チュンビン)

2014-06-06 12:38:19     cri    

 中国では小麦粉を水で溶いて、円形に薄く延ばして油を使い焼いたのを餅といいますが、その餅で、肉類や野菜、卵を炒めたものなどを包んで食べます。これは「春餅」と言います。中国の春餅の歴史は長く、広く愛されている食べ物の一つです。この春餅とよく似たようなものには春巻きがあります。南へ1700キロ離れ、広東省潮州市の春巻きは緑豆のもやし、白ねぎ、乾しえび、しょっつるを巻き込み、油で揚げ、表がサクサク、中身がフワフワ、その不思議な食感は人々を魅了しています。また西へ1600キロ離れたところに貴陽市があり、この地の「糸娃娃」という食べ物は現地の女の子の最愛です。餅は薄くて小さいですが、20種類の野菜と4匙のソースを入れて食べます。シンガポール、フランスの食卓でもこの春餅を目にすることが出来るそうです。「立春」の日に習慣としてよく食べられるのは春餅です。

 食材 

 小麦粉 25g

 キュウリ 1本

 豚肉 20g

 調味料

 サラダ油 塩 紹興酒 でんぷん チリソース たまり醤油少量 

 水 適量

 1 小麦粉を水で溶いて、30分ほど置きます。

 2 フライパンに油を入れて加熱し、溶かした小麦粉をひと匙入れ、円形に薄く延ばします。

 3 周辺が反ると、取り出します。

 4 キュウリと豚肉を洗浄し、千切りします。千切りの豚肉をお碗に入れ、紹興酒とでんぷんで少し漬けます。

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