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 米メディア、安倍首相に歴史の正視を促す

2015-04-21 14:01:37     cri    

 米日刊紙『ニューヨークタイムズ』は20日社説を発表し、日本が第2次世界大戦における歴史問題を正視し、アジア地域の安定を促進させるよう、まもなく訪米する日本の安倍晋三首相に促しました。

 「安倍首相と日本の歴史」と題したこの社説は、「安倍首相の今月下旬の訪米が成功するかどうかは、日本の開戦の決定、中国や韓国に対する残酷な侵略、戦時中に多数の女性に『慰安婦』という強制的な性奴隷の仕事に従事させたことなどについて、安倍首相がどれだけ誠実に向き合えるかにかかっている」と述べています。さらに「今年は第2次世界大戦終結70周年にあたり、歴史問題は早期に解決されるべきであり、安倍首相や彼を取り巻く右翼の政治家たちによる歴史を書き換えようとする試みによって、周辺国との緊張関係を煽っている」と指摘しています。

 社説はまた「安倍政権の戦争の歴史を『白く塗ろうとする』やり方は、かえって問題を複雑化させ、米日関係がどうなるかも安倍首相がアジア地域の安定維持を強化したいかどうか、その願い次第だ」と強調しました。

 日本の安倍首相は来週アメリカを訪問する予定です。(04/21 Lin,小山) 国際・交流へ

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