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 環境省、法による環境保護を強化へ

2015-03-03 14:35:25     cri    

 「中国環境保護システムの主な矛盾は、法執行が甘く、多数の環境保護に関する法規が遵守されていないことだ」これは、中国の陳吉寧環境相の委託を受けて潘岳環境次官が2日、新しい「環境保護法」の施行状況について開いた記者会見で明らかにしたもので、潘次官はまた、「環境省では今年、法律による環境保護に一層力を入れていくとともに、「微信(ウィーチャット)」(中国のSNS)に告発のためのプラットフォームを設け、社会全体で力を合わせて環境保護に取り組んでいく」と強調しました。

 潘次官は「新しい『環境保護法』は、地方政府が環境保護の管理と法執行を指導する責任を負うこと、企業や事業体は主体としての責任を負うこと、社会が監督の役割を果たすことなどを明確に規定している」と述べました。

 大まかな統計によりますと、新しい「環境保護法」が施行されてからこれまでの2ヶ月の間に、日数で罰金を算定して処罰された件数が合わせて15件、最高の罰金額は190万元(約3億5000万円)で、差し押さえ件数が136件、生産の強制的規制や強制停止を受けた件数は122件、拘留件数が107件ありました。

 潘次官が明らかにしたところによりますと、中国の最高法院(裁判所)は、すでに18の省に合わせて382の環境保護関連案件を審理する法廷や合議法廷、巡回法廷を設けており、さらに公益案件について検察機関が提訴する方法を模索し、情報の交流とフィードバック、重要な案件の通報などのメカニズムを確立していくということです。(Mou) 暮らし・経済へ

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