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 中国初の長江イルカ作品展示会、武漢で開催

2015-02-05 15:54:15     cri    

 長江イルカとその生存環境を表現し、それを保護する意識を呼び起こすため、2月4日から武漢で長江イルカをテーマとする芸術作品展示会が開かれました。

 展示会では中国画、切り紙、布の貼り絵、陶芸、武漢刺繍などで作られた、長江イルカをテーマとする芸術品100点余りが展示され、長江イルカの可愛らしさを現すとともに、そのひどい生存状況を訴えています。今回の展示会は、武漢影像自然環境保護サービスセンターが主催したもので、長江イルカをテーマとする芸術展示会としては中国で初めてだということです。

 主催者側によりますと、展示会は2月4日から3月30日まで続きます。今展示会は長江イルカを保護する活動の始まりで、今後より多くのアーティストたちの優秀な作品を選んで全国で巡回展を行うと同時に、これらの作品のバザーを通じて、長江イルカの保護事業に必要な資金を集めていくということです。

 なお、長江イルカはイルカの淡水亜種としては世界唯一のもので、すでに2500万年以上生存しており、長江の生態が分かる「生きた化石」、「水の中のパンダ」とも呼ばれ、長江の中流下流や洞庭湖、鄱陽湖にしか生息していません。しかし、20世紀80年代以降、生態環境の悪化に従い、長江イルカの数と群れは急速に減少し、今では1000頭ほどしかいないということです。(Mou) 暮らし・経済へ

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