中国国家海洋予報台は、下半期最強の寒波が中国の北部海域に影響を与え、これから24時間、渤海、黄海、東海、釣魚島付近の海域や、台湾海峡海域では風力が強まり、10級に達すると予測しています。強風のため、中国海域の大部分は波の高さが2メートル以上となり、山東半島の北部では波の高さは約3メートルになるとされています。

　国家海洋予報台は30日、黄色の波浪警報を発表しました。30日正午から12月1日正午にかけて、渤海、黄海、東海、釣魚島付近の海域、台湾海峡では3メートルから5メートル、山東省北部の沿岸では2.5メートルから3.8メートル、遼寧省、河北省、天津市、山東省南部、江蘇省、浙江省、福建省の沿岸海域では2メートルから3メートルの波の高さが予測されています。

　国家海洋予報台は警報を出し、強風が航行に影響を与えるとして船舶や作業員に注意を呼びかけています。（殷、林）暮らし・経済へ