浙江省・寧波のショッピングモールに店を構えた香港料理のレストランでは、ロボットによる接客サービスを提供し、大勢の市民を引き付けています。

　この店に導入されたロボットは1体約4～5万元で、寿命は5～8年です。ロボットは給仕やお皿の回収、メニューの紹介などの機能を備えており、従業員の代わりに接客サービスを提供できます。このような「萌える」ロボット従業員に対し、店を訪れる客はスマートフォンで写真を撮ったりするなど、大きな興味を示しています。

　店のオーナーは「ロボットのためにわざわざ来てくださったお客様が多い。うちはロボットで地元で人気になった」と語りました。ロボットたちは「お料理を運んでまいりました。どうぞごゆっくり！」など、およそ40の基本的な会話ができます。店のオーナーは、地元客がロボットへの愛着をより感じるようにと次回のプログラミングの際には寧波の方言を導入する予定だということです。（ZHL、林）暮らし・経済へ