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『琉球国全図』、中国書店の秋季オークションに登場

2014-11-25 16:10:11     cri    

 1785年に日本が出版した釣魚島に関する重要な文献である、日本で有名な政治学者•林子平の書いた『三国通覧図説』の付図『琉球国全図・琉球三省並び三十六嶋図』は今週末に行われる中国書店2014年秋季図書資料文物オークションに出品されるということです。

 中国の古書鑑定専門家の彭震尭氏によりますと、日本の天明5年の秋(西暦1785年)に出版された『琉球国全図』は現在、中国、日本、琉球の歴史資料に残された釣魚島とその付属島嶼が中国に属することを明確にした重要な文献となっています。この地図が以下の内容を明記しています。①中国の福建省と琉球那覇港との間に位置する花瓶嶋、彭佳山、釣魚台、黄尾山、赤尾山の諸島嶼は中国大陸と同じようなピンク色に彩色されていること。②地図の副題は、歴史上琉球国所属の島嶼は36であって、釣魚島とその付属島嶼は琉球国所属のこれら36の島嶼に含まれていないことを明らかにしていること。③この地図では釣魚島を「釣魚台」と表記しており、現在中国の台湾、香港並びにマカオが釣魚島に対する呼び方と同様であること。④図内の釣魚島の付属島嶼である黄尾山、赤尾山などの島嶼の名称は中国現行の標注と一致しているということです。

 

 彭震尭氏は、「2012年9月25日、中国国務院報道弁公室が『釣魚島が中国の固有領土である』白書を発表した。白書によれば、日本で最も早く釣魚島を記載した文献は1785年に林子平氏の著作『三国通覧図説』の付図『琉球三省並び三十六嶋図』で、この地図は釣魚島を琉球所属の36島から外し、中国大陸と同じ色に彩色した。これは間違いなく釣魚島は中国領土の一部であることを物語っている証だ」と述べました。(11/25 Lin.Kokusei)暮らし・経済へ

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