エボラ出血熱対策を支援する中国医療隊が今月15日、リベリアの首都モンロビアに到着し、今後、治療のほか、医師への指導も行うということです。
中国外務省の洪磊報道官が17日、記者会見で明らかにしたもので、医療隊は中国人民解放軍に所属する163人からなっています。このメンバーは、伝染病の予防と治療の経験が豊富で、重症急性呼吸器症候群(SARS)対策などに参加しました。
現地では、25日から運用が始まるエボラ熱の治療センターで、患者の治療にあたるほか、医師の指導も行う予定です。この治療センターは中国が建設、運営し、医療スタッフも派遣しています。西アフリカにおける国際社会のエボラ熱対策支援で、このような行動をしているのは中国だけだということです。(鵬、山下)国際・交流へ
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