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 エボラ出血熱 西アフリカ3ヵ国の経済にダメージ

2014-11-06 09:44:17     cri    

 国連開発計画(UNDP)が5日発表した研究報告によりますと、西アフリカのギニア、リベリアとシエラレオネの経済はエボラ出血熱の感染により大きな被害を受け、援助と債務からやっと脱却したにも関わらず、二の舞を演じるリスクが懸念されているということです。

 同報告によりますと、エボラ出血熱の感染拡大により、3ヵ国の増収能力が大きなダメージを受け、債務と援助に頼るリスクが増大しました。エボラ出血熱対策への資金投入や観光、鉱業、及び貿易活動の減少により、3ヵ国が感染症発生前の水準まで回復するには、3億2800万ドルの資金を必要としているということです。

 途上国の民間セクター支援を行う世界銀行グループの国際金融公社(IFC)は5日、3ヵ国の貿易や投資、就業を促すため、4億5000万ドルの融資を提供すると発表しました。

 中国政府も同日ジュネーブで世界保健機関(WHO)に200万ドルの現金援助を提供し、3ヵ国のエボラ出血熱対策を支援し続けています。(ZHL林)国際・交流へ

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