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 中国国防省報道官、米軍偵察機の挑発やペンタゴンを非難

2014-08-28 18:11:08     cri    

 中国国防省の楊宇軍は28日の定例記者会見で、今月19日に米軍偵察機の近距離による中国への偵察を行ったことについて、「米軍の高頻度で近距離の中国に対する偵察は海と空の意外な事件を引き起こす根源だ」と述べました。

 アメリカ国防総省はこのほど、中国軍機が米軍機に最短距離15メートルまで接近したとし、抗議を提出し、中国軍機が「挑発的で、非常識だ」と非難しました。

 これに対して、楊報道官は「地図を見れば分かる。事件の発生地は海南島から220キロ離れているところで、ハワイから220キロ離れているところではないし、フロリダから220キロ離れているところでもない。この点から見て分かるように、今回事件の是非曲直があきらかである」とした上で、「中国のパイロットは正しく操縦し、安全などを配慮したと思う。中国は発展途上国であり、戦闘機は非常に大切なもので、パイロットの命はより大切である。自分のパイロットを毎日のように他人の玄関口まで飛ばせる国と比べて、我々は人の命や装備の安全をより大切にしている」と述べました。

 楊報道官はさらに、「米側が軍機の接近距離など技術問題だけに拘っている代わりに、中国に対して高頻度の接近偵察という政策的な問題を無視している。米軍の偵察機は長い間中国に対し広い範囲にわたって、高頻度の接近偵察を行っていることから、中国の安全利益、及び中米戦略の相互信頼と二国間関係をひどく損なっている」と指摘しました。(ooeiei、Kokusei)

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