レバノンのベリー議会議長は26日、反テロのレベルを高めるため、レバノン軍に緊急支援を提供するよう国際社会に呼びかけました。

　レバノンのメディアによりますと、ベリー議長は同日、ベイルートで、国連安全保障理事会の常任理事国5カ国のレバノン駐在大使、レバノン駐在国連特別調整官のデレク・プランビー氏と会談しました。

　ベリー議長は席上、「レバノン、特にレバノン東部のアルサル地区は、依然としてテロ組織の脅威に直面している。このほど、アルサル地区で起きた衝突は、レバノンの他の地区でも再び繰り返される可能性がある」と話しました。そのうえで、レバノン軍と治安部隊の差し迫った要望に応えるため、直ちに支援を提供するよう国際社会に求めました。(hj　山下) 国際・交流へ