中国国務院弁公室はこのほど、工業情報化省、発展改革委員会、財政省と食品薬品監督管理総局が共同で制定した『乳幼児用調製粉乳企業合併・再編成活動計画』（以下『活動計画』と略称）を配布し、乳幼児用粉ミルク生産企業の合併・再編成を推進することによって、産業の健全な発展を推しすすめていく方針を示しました。

　『活動計画』は、乳幼児用調製粉ミルクの品質安全は国民生活に密接に関わる重要な問題だけでなく、重要な経済問題と社会問題でもあるとし、乳幼児用粉ミルクの生産許可を取得した企業の合併・再編成を促し、2015年に、年間売上高20億元を超える粉ミルクの大手企業10社余を設立させる目標を掲げました。

　さらに、目標を実現するため、『活動計画』は、業界の参入規制と生産資質管理の強化や、審査・認可手続きの簡素化、財政・税務支援の拡大、金融支援の拡大、土地管理政策の実施といった政策・措置の運用を明らかにしました。（ZHL、Kokusei0）　暮らし・経済へ