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 中国代表、調和の取れた海洋秩序の構築を提唱

2014-06-10 15:19:41     cri    

 国連駐在の王民中国副代表は9日、ニューヨークの国連本部で、「中国は調和の取れた海洋秩序の構築を提唱し、紛争は当事国が直接交渉で解決することを主張している」と述べました。

 ニューヨークの国連本部で行われた第24回『国連海洋法公約』(以下は『公約』)締約国会議が9日午後、『公約』発効20周年を記念し特別会議を開きました。中国代表団の王民団長は会議で発言し、「『公約』は現代の海洋秩序の基本的な法的枠組みを確立し、世界範囲で認められている。20年来、『公約』とそれに基づいて設立された国際海底機構(ISA)、大陸棚限界委員会(CLCS)、国際海洋法裁判所(ITLOS)などの機構は大きな成果を収めている」と高く評価しました。

 さらに、「中国は国際海洋事務に積極的に参加し、調和の取れた海洋秩序の構築と維持を提唱している。調和の取れた海洋秩序は各沿海国の主権や海洋法における主権的権利と管轄権を尊重する。また、すべての国の合法的で、海の平和利用に関する権利と自由を尊重する。更に、海洋の合理的な利用と科学的な保護を重視し、国際社会の協力と全体的な観点からの調整を強化し、海の持続可能な発展を実現する。そして、各国が『公約』の精神に則り、法に基づいて権利を行使し、誠意をもって義務と責任を履行しなければならない。『公約』が規定していない事項に対しても引き続き国際法の一般規則や原則を守らなければならない」と強調しました。(06/10 Lin、高橋)国際・交流へ

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