会議では、シリア難民に対応する4つの計画を採択しました。
まず、レバノンとシリア国境付近にある作戦区域の難民だけを受け入れること。次に、シリア難民がいったんレバノンを離れ、シリアに戻った場合には、難民の地位を失うこと。それから、現在シリア人の間で発生している難民認定証明書の不法所持問題を解決すること。最後は、国連などの機関と交流し、シリア国内の安全地帯、あるいはレバノン・シリア国境の中立区域における難民キャンプの設置のために良好な環境を作り出すことの4つです。
現在、レバノンにいるシリア難民の数はレバノン総人口の3分の1を占めています。レバノンは既にこれら難民がもたらす負担に耐える力がありません。
この点に関して、他社の報道によると、レバノンの首都ベイルートを訪れた世界銀行のジム・ヨン・キム総裁は2日、「世界銀行は引き続きレバノンに支援を提供する」と強調したということです。(Yin、小山) 国際・交流へ
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