中国人民解放軍の王冠中副参謀総長は7日午前、北京にある「八一大楼」で、東ティモールのシャナナ首相に随行して訪中したピント国防担当国務長官と会談しました。

　王副参謀総長は「両国関係の発展に伴い、ここ十年余り、両軍関係も著しい進展が見られ、両国の相互信頼の促進に重要な役割を果たしている。両軍は今後も、引き続き相互訪問を強め、人員教育を深め、協力分野を拡大して、協力を強化してほしい」と期待を示しました。

　ピント長官は「東ティモールは一つの中国の政策を堅持しており、安全保障における協力を極めて重視している。今後も中国と共に、両国関係をさらに深め、共同の安全と、地域の平和維持に積極的に努力していく。東ティモールは中国からの国防と軍隊建設をはじめ、様々な援助に感謝している。今後も両軍における人道主義援助と平和維持訓練などの分野で、協力を強めていく」と強調しました。（Yan、山下）