中国外務省の華春瑩報道官は21日北京での定例記者会見で、中国のウクライナ情勢に対する強い関心を示すと共に、法的枠組み内での解決を呼びかけました。

　ウクライナの首都キエフの独立広場付近で20日再び衝突が起きたことについて、華報道官は、「中国は衝突によって大勢の死傷者が出たことを憂慮しており、過激な暴力行為を非難すると共に、関係者が法律に適合したルートを通じて平和的に申し立てすることを主張する。衝突する各勢力が最大の冷静さを保ち、ウクライナ国民の福祉と地域の安定維持に配慮して、法律の枠組み内で解決法を見出し、社会秩序を回復するよう呼びかける」一方、国際社会がウクライナの情勢を安定させるために積極的に努力し、建設的な役割を果たすよう期待を表明しました。（ヒガシ、大野）国際・交流へ