中国の国家海洋局、劉賜貴局長は24日に開かれた「2013中国太平洋フォーラム」で、「中国は海洋事業の発展を推進し、海洋強国づくりのプロセスにおいて、オープンな近代的海洋発展観を強化し、海洋業務の国際交流と交流に積極的に参加し、しかるべき国際責任と義務を積極的に担っていく」と表明しました。

　劉局長は「国家海洋局は二国間、多国間及び国際など、いくつかのレベルから、周辺諸国、アジア太平洋地域、ひいては世界、その他の国と海洋分野におけるトータルかつマルチな協力と交流を押し進めていく。協力の場づくりや海洋資源の共同開発に努め、国際海洋秩序と海洋環境をしっかり守っていく」と述べ、さらに、海洋資源開発能力の向上などを盛り込んだ中国の海洋強国づくりに向けた具体策を挙げました。

　2013中国太平洋フォーラムは「平和発展、ウィンウィン協力」をテーマに、海洋が太平洋地域の繁栄と発展に及ぼす重要な影響に注目し、アメリカやオーストラリア、日本、韓国、フィリピンなどから100人余りの専門家や学者が出席しています。（Yan、山下） 暮らし・経済へ