2013年中国・アラブ諸国博覧会が15日、寧夏回族（ホイ族）自治区の銀川市で開幕しました。中国の習近平国家主席がこれに祝賀メッセージを送り、「相互尊重と互恵を基に、アラブ諸国を含む世界各国と共に、各分野における友好協力を行い、中国とアラブ諸国の人々に幸福をもたらし、世界の繁栄と発展により積極的な貢献をしていきたい」との姿勢を表明しました。

　習主席はまたそのメッセージで「博覧会は中国とアラブ諸国、及び世界のほかの地域の国々との協力における麗しい未来図を描き、双方の全方位的な交流と協力の推進にとって非常に有意義だ」としています。今回博覧会は『友誼の伝承、協力の深化、共同の発展』を趣旨とし、「中国とアラブ諸国が手を携え、世界に目を向ける」ことをテーマにしています。

　中国共産党中央政治局の常務委員でもある全国政治協商会議の兪正声議長が開幕式に出席し、テーマ演説を行いました。

　今回博覧会は商務省、中国国際貿易促進委員会と寧夏回族自治区人民政府が共同主催したものです。そしてバーレーン、ヨルダン、クウェート、マレーシア、オマーン、アラブ首長国連邦など67カ国、及び中国の各省、自治区、直轄市、それに香港特別行政区からの7300人以上の高官、代表とメーカーこれにが参加しています。今回博覧会は19日に閉幕する予定です。（Katsu）　暮らし・経済へ