国家発展改革委員会マクロ経済研究院の王一鳴常務副院長は1日、「上半期に見られた中国経済の7.6%の成長率は、世界の主要経済体では一番高かった。これによって中国経済の世界におけるシェアが引き上げられ、中国は相変わらず世界経済成長を牽引する重要なエンジンだ」との見解を示しました。

　王副院長は、「中国の経済成長は段階的に変わりつつあり、これは経済法則に合致する。国際的な経験から見れば、国あるいは経済体は長時間の高度成長を経たあと、失速したり調整する過程がある。国内外の機関と学者の研究によると、中国の潜在的な成長率は7%から8%にまで下がっており、今年上半期の成長率はまさにこの範囲内にある。都市化は内需拡大では最大の潜在力となっていて、中国経済を発展させる上で新しい原動力となるだろう」と述べました。（李陽）暮らし・経済へ