関連企業の担当者によりますと、中国は大型海水淡水化プロジェクトの核心技術を完全に掌握したということです。これにより北京市民は、早くて3年後には渤海の海水を淡水化した飲料水を口にすることになるかもしれません。
河北省唐山市にある曹妃甸海水淡水化プロジェクトの日間生産量は3年後、100万トンに達すると予想されており、270キロにおよぶ配水管を通じて、水道水基準を満たす淡水化された渤海の海水が途切れることなく北京市内に送られることになります。北京市民の1日当たりの平均用水量214リットルに基づいて計算すると、100万トンの水は約500万人の1日当たりの用水量に相当し、全市の1日当たりの用水量全体の3分の1を占めることとなります。(陳博、中原)
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