2011年10月にメコン川流域で起きた中国人船員殺害事件で死刑が確定した主犯4人の死刑が3月1日に執行されました。タイのメディアもメコン川中国人船員殺害事件に注目し中国側の審理について報道しました。
2月28日に中国側から主犯4人の死刑を3月1日に雲南省の昆明で執行することが発表されると、タイの主要メディアもすぐさまこの件を取り上げました。英字紙「バンコク・ポスト」は中国メディアの報道を引用し、「死刑執行前に中国の裁判所は、昆明にあるタイ、ミャンマー両国の領事館を通じて親族に連絡し面会の手配をした」としました。また「中国側の判決は、タイへの圧力を保持している。中国側が『特大武装麻薬販売グループのこの4人がタイの一部の軍人と共謀し中国人船員を殺害した証拠がある』と表明した。これについてタイ政府と関係部門は調査を行っている」と報道しました。
今回の死刑執行についてタイ政府または軍隊がコメントしたとの報道はありません。(白昊、吉野)暮らし・経済へ
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