この冬、アメリカではインフルエンザが強い勢いで広まっています。これを受けて12日、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、緊急事態宣言を発令しました。
クオモ知事は「これまでに報告されたインフルエンザの症例は1万9000件に上り、前の流行期に比べて5倍となっている。5日までに、インフルエンザで入院している患者は2884人で、去年同期の2倍となっている。ニューヨーク州全域でインフルエンザの症例が確認されているため、現在、全ての住民がワクチン接種を受けられるよう努めている」と述べました。
またアメリカ疾病予防管理センターによりますと11日、カリフォルニアとハワイ、ミシシッピを除いたその他の地域で、インフルエンザの症例が合わせて2万8747件報告されており、これまでに少なくとも児童20人が死亡したということです。(万、吉野)国際・交流へ
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