レバノン北部のトリポリで、親シリアのアラウィー派と反シリアのスンニ派の対立が深まっています。
9日、双方の衝突は6日目に入り、これまでに18人が死亡、100人が負傷したということです。
レバノン軍当局は9日にトリポリでの軍事配備を強化し、検問所を増設したり武装巡回を増やしたりして、双方の交戦の抑制にあたっています。
レバノン大統領府の声明によりますと、スレイマン大統領は9日に最高国防委員会会議を開き、軍事司令官からトリポリの情勢報告を聴取し、衝突の制止や治安回復に関する措置を定めました。しかし、具体的な内容については明らかにしなかったということです。(12/10 Lin、吉野)
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