中国・カザフスタン協力委員会第6回会議が8日にアスタナで開かれ、中国国務院の王岐山副首相とカザフスタンのケリムベトフ副首相が共に会議を進行させました。
王副首相は次の段階における中国とカザフスタンの協力活動について5つの提案をしました。1つは、エネルギー分野の協力の深化です。中国とカザフスタンの原油パイププロジェクトの第2段階と天然ガスパイプのプロジェクトを推し進め、天然ウランの貿易を拡大し、新エネルギーの協力について話し合います。
次に、道路建設の拡大です。中国の西部とヨーロッパの西部を結ぶ道路の建設を加速させます。3つ目は、エネルギー以外の分野の協力の強化です。貿易構造を改善させ、相互の投資を拡大させます。4つ目は、引き続き科学技術、鉱物、人文などの協力の推進です。 長期的な科学技術協力のメカニズムを作ります。最後に、安全保障の協力強化です。相互協力と上海協力機構枠組み内で共に「東トルキスタン」や「三つの勢力」を厳密に取り締まります。
これに対して、ケリムベトフ副首相は、「双方は2015年までに、双方貿易額が400億ドルに達する目標を実現できる自信がある」と述べました。(劉叡、志摩)国際・交流へ
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