呉思科特使は、「現在、シリア問題は地域ないし世界の安全に大きな影響をもたらしている。国際社会はシリア問題の政治的解決の正しい方向を堅持、推進し、国連とアラブ連盟の特使を務めるブラヒミ氏の斡旋努力に協力して、国際社会がシリア問題の平和的解決で達した共通認識を実行し、一日も早くシリアの停戦と対話を実現させるべきだ」と述べました。

　また、呉思科特使は、「中国はシリア問題で如何なる私利も求めない。中国が堅持するのは中東地域の平和と安定であり、シリア国民の根本的、長期的な利益、そして『国連憲章』の主旨・原則と国際関係の基本的ルールである。これに対し、中国は今まで多くの努力を払ってきた。このほど中国が提出した、シリア問題の政治的解決プロセスを推進する4つの提案も国際社会の賞賛と賛成を得た。更に中国はシリア国民と難民に今後も人道支援を提供していく」と強調しました。（玉華、丹羽）国際・交流へ