シリアの首都ダマスカスで19日暴力事件が多発し、少なくとも50人が死亡、大勢の人が負傷しました。
武装勢力がこの日、住民が集まるダマスカスの複数の地点に4発の迫撃砲を発射しました。これと同時に、シリア政府軍は引き続き反政府武装組織「自由シリア軍」と激戦しました。伝えられたところによりますと、政府軍は19日ダマスカス郊外で47人の「武装勢力」のメンバーを射殺したということです。
また、シリア国内で最大の反政府勢力「民主的変革のための全国調整委員会」が19日声明を発表し、今月ドーハで結成された反体制派の統一組織「シリア国民連合」を「承認しない」とし、外部勢力の内政干渉に反対するとの立場を示しました。
一方、欧州連合(EU)の外相理事会は19日シリア問題に関する決議で、「シリア国民連合」をシリアの「唯一、正当な代表」として正式に承認しました。これを受けて、欧州連合は「シリア国民連合」に援助を提供し、外部との関係発展に協力する姿勢を整えました。(ZHL、中原)
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