中国共産党第18回全国代表大会のプレスセンターは13日、「中国の公正な司法」と「中国の公平な教育」をテーマとしてのオンラインインタビューをそれぞれ行いました。
「中国の公正な司法」をテーマとするインタビューで、日本の最高裁に当る最高人民法院の常務副院長の瀋徳咏氏、日本の最高検にあたる最高人民検察院の常務副検察長胡澤君氏、司法省次官の趙大程氏らの今回党大会に参加した代表がネット利用者とオンライン交流を行いました。
ネット利用者の質問に答えた際瀋徳咏氏は、「去年、全国の四つのクラスの裁判所は合わせて1200万件余りの案件を処理した。そして訴訟案件のうち、一審判決を受け入れ上告しなかった案件は90.6%を占め、二審を経て上告しなかった案件は98.9%を占めている。このことから中国の司法は公正に行なわれているといえる」と述べました。
また「中国の公平な教育」をテーマとするインタビューで、教育省次官の袁貴仁氏らの代表が、ネット利用者の質問に答えました。
農村での義務教育を受ける学生の栄養改善計画について、袁貴仁氏は、「この計画の実施によって、3000万人余りの学生がそのメリットを受けている。次の段階では、食品の安全管理をより細かく行い、栽培と収穫から食用までの各段階における管理を強化していく。また、学生たちに良好な飲食習慣と生活スタイルを身につけるよう指導し、学生たちの健康と心理的健康をも確保していく」と述べました。
農村の学生の重点大学への入学率向上ついて山東大学の責任者李守信氏は、「今後、都市部と農村部の発展一体化を推進し、都市と農村の格差を縮小し、教育のバランスの取れた発展を実現していく」と述べました。(玉華)
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