河北省懐来県宣伝部の李景波副部長が「新京報」の取材を受け、日本人観光客の救助の詳細を紹介しました。
3日の夜11時、中国人ガイドが下山して通報した後、通報を受けた懐来県は直ちに警察、消防士、医者など40人あまりで構成された救助隊を出動させ、同時に地元村民にも協力を要請しました。翌日午前、この地域に駐留する20人あまりの軍人が加わり、張家口市と懐来県は3チーム合計150人の救助隊を組織し、腰の高さまで積もった雪の中で遭難者の捜索に当たりました。
4日午前8時ごろ遭難者が発見され、午後4時に救助が完了しました。遭難者が登った長城は正式な観光地ではなく、一番近い村まで10キロメートルほど離れています。山道は歩きにくく、深く積もった雪の中での救助は難航しました。遭難した日本人観光客が高齢で、体力が持たないことも救助に不利な要素でした。
遭難した4人の日本人のうち、最も高齢な遭難者は76歳で、最も若い生存者も59歳です。登った時点ですでに大量の体力を消耗しており、自力で下山できず、若いガイドによって助けを求めることになりました。(牟)暮らし・経済へ
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