中国初の空母「遼寧艦」が25日午前、正式に就役しました。
中国国防省は、公式サイトでこのニュースを発表しました。同時に、「空母の就役は、中国海軍の総合的な作戦能力と現代化レベルの向上を図り、防衛作戦能力を増強し、遠海協力や非伝統的安全保障能力を発展させ、国の主権と安全、発展利益を効果的に維持し、世界の平和と共同発展を促すに当たって重要な意義がある」としています。
「遼寧艦」は中国初の空母「ワリヤーグ」を改修したもので、「遼寧艦」の正式な就役は中国海軍の空母作戦をめぐる訓練の基礎的な活動が全面的に開始したことを示しています。
今後中国海軍は、実戦環境での機能や航空機搭載試験、空母編隊の共同演習など、一連のテストを行います。専門家は、「中国の空母が作戦能力を持つにはまだ時間がかかる」との見方を述べています。
尚、これに先立ち中国国防省の報道官は、「近海防衛という中国海軍の戦略に変わりはない」と繰り返し強調しました。(玉華、中原)暮らし・経済へ
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