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 中国、シリアの政権更迭の強行に反対

2012-06-28 21:47:31     cri    

 中国外務省の洪磊報道官は28日、北京で「中国は強行的な政権更迭に反対する。シリア問題を解決するいかなる案も、あくまでシリア国民の自主的な決定にまかせるべきだ」と強調しました。

 シリア作業チームは30日、ジュネーブで閣僚会議を開くことになっています。これに対して、アメリカは「今回の会議で政権の更迭問題が討議される」とし、シリアの政権更迭が早ければ早いほど、平和を回復させるのに有利だと主張しています。

 これについて、洪磊報道官は「中国は終始、政治的にシリア問題を解決することが正しい方向だとの主張を堅持している」とした上で、国際社会が取るべき姿勢について、「アナン合同特使の斡旋を重点的に支持すること、即座に停戦・暴力を停止するよう、シリアの各方面を促すこと、安保理の関連決議とアナン特使の『六つの提案』を全面的に履行すること、先決条件を付けず、結果設定のない政治対話を一日も早く始めること」を求めました。さらに、「中国は国際社会とともに、シリア問題での平和、公正、適切な解決の早期実現を推し進めていきたい」と強調しました。(朱丹陽 小野)国際・交流へ

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