このほど、米日韓が朝鮮半島以南の地域で合同軍事演習を行ったことに続き、米韓がさらに黄海海域で合同軍事演習を行ったことを受けて、中国国防省の耿雁生報道官は28日、北京で、「関係国は、軍事同盟の強化に工夫を凝らして、軍事演習を頻繁に実施している。これは、域内の平和と安定のためにならず、平和、発展、協力といった時代の流れにも外れている」と指摘しました。

　なお、今月の21日と22日に、米日韓三カ国は朝鮮半島以南の地域で合同軍事演習を行い、23日から25日には、米韓二カ国で黄海海域での合同軍事演習を行いました。これは朝鮮や海上活動が活発になっている中国への抑制を図るものと見られています。（朱丹陽　小野）