中国の有人深海探査艇「蛟龍号」の潜水テスト現場指揮部によりますと、「蛟龍号」は22日に水深7000メートル級の海域で3回目の潜水テストを終えました。現在のところ24日に正式に水深7000メートルでのテストを実施する予定です。

　「蛟龍号」の水深7000メートル級での3回目の潜水テストは北京時間22日の5時から始まりました。今回のテストでは水深6962メートルの海底から生物や鉱物、堆積物のサンプル及び海水を採取したほか、海底鉱物および生物の写真撮影や映像撮影を行いました。

　現場の劉峰総指揮の話によりますと、3回の実験を経て「蛟龍号」は水深7000メートルに到達できることが確認され、24日には4回目の潜水テストが予定されており、潜水深度は7000メートルを超えると見られています。（劉非　吉野）暮らし・経済へ