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中国、原発プロジェクトの審査・認可再開を示唆

2012-03-12 14:28:38     cri    

























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 昨年、東日本大震災により福島の第一原子力発電所で放射能漏れ事故が起きたことを受けて、中国では、既存の原発に対して安全検査を行い、原発建設プロジェクトの審査・認可をすべて中止しました。しかし現在、北京で行われている全国政治協商会議では、今年原発建設プロジェクトの審査・認可の再開が見込まれていることが明らかになりました。関係者によりますと、中国は最新の技術と最も厳しい安全基準によって原発の発展をすすめていくということです。

 日本で原発事故が発生してから、原発の安全問題が人々の関心を集めました。3月5日、温家宝首相が全人代で行われた政府活動報告の中で「エネルギーの構造を最適化して、安全かつ効率的に原子力発電を発展する」と指し示したことは、原発建設プロジェクトに対する審査・認可を再開するシグナルだと見られています。

 国家核電技術公司の王炳華社長は「中国では原発への安全検査が終わり、今年は原発建設プロジェクトの審査・認可の再開の見込みがある」として、次のように述べました。

「これまでの安全検査で14の問題点が発見された。一部はすでに解決したが、残された一部に対しては3年内で解決する計画を立てた」 

 現在、中国ではエネルギー構造に占める原発の割合はわずか1%前後で、世界平均レベルより遥かに低いものです。しかし建設中の原発規模は世界最大の国家であり、2020年までに原発の設備容量を発電設備容量の5%にまで引き上げる計画です。

 原発の安全問題に対して、第11期全国政治協商会議第5回会議担当の趙啓正報道官は「中国の原発政策は極めて安全な前提条件の下で推進する」として、「中国は原子力安全規則と原発の中長期発展調整計画の制定を急ぎ、原発の安全運行を確保するために、自然災害や緊急時の対応力を高めることに努力している」と述べました。

 現在、中国ではより先進的な技術を駆使して安全な第3世代の原発の設計と建設に力を入れています。安全基準は中国と世界原子力機関(IAEA)の安全基準を遥かに上回っているということです。このほか、中国は今年第4世代の原発技術を駆使した高温ガス冷却炉の建設に着手する計画です。

 国家核電技術公司の王炳華社長は「中国には原発の発展計画と産業関連政策があり、今後、最も先進的な技術と最も厳しい安全基準に則って原発を発展していく」と述べました。

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