中国を訪問しているドイツのメルケル首相は2日北京で、今回の訪問が両国の新しい協力の道を切り開くことにつながるよう期待しました。
メルケル首相は2日、中国社会科学院を訪れ、中国とドイツの関係や世界の経済・金融情勢、それに欧州債務危機への対策などについて演説を行いました。
メルケル首相はその際「文化、政府間交渉と経済は両国の協力においては三つの重要な分野だ。また、教育研究や資源・エネルギー、環境政策などその他の分野においても、大きな協力の空間がある」と述べました。
メルケル首相はさらに「ヨーロッパは危機の中でも絶えず生長している。債務危機に対応するため、財政の見直しと雇用の拡大が2つの柱となった。欧州各国は経済政策とイノベーション政策の面で協調を強化する必要があり、ドイツもより大きく努力しなければならない」と述べました。(ZHL)
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