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 アラブ連盟 シリア情勢を懸念

2012-01-28 16:27:29     cri    

 アラブ連盟のシリア監視団のダビ団長は27日、「24日から今日まで、シリアのホムス、ハマー、イドリブなどで暴力活動が激化している。これはシリア情勢の安定やアラブ連盟の決議の実施に不利だ」と強調しました。

 監視団の行動本部は「暴力活動を即時に止め、人民を守り、問題の平和解決に空間を提供するよう」、シリアの各側に呼びかけました。ダビ団長は「監視団は引き続き使命を果たしていく」と強調しました。

 関係筋よりますと、アラブ連盟は来週、シリア監視団員を30人追加します。

 27日、北部の町イドリブ、中部の町ホムスなどで、爆発テロが起き、多くの死傷者が出ました。

 なお、22日、アラブ連盟はカイロで行われた外相会議の後、新たなアラブ提議を発表しました。提議は、権力を第一副主席に引き渡すよう、アサド大統領に求ました。同時に、2ヶ月以内に「国民評議会」を組閣するよう、シリア当局に求めました。しかし、この提議はシリアに拒否されました。(朱丹陽 kokusei)国際・交流へ

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