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 露大統領、政治改革の推進を強調

2011-12-23 16:41:23     cri    

 ロシアのメドベージェフ大統領は22日、ロシア連邦議会で一般教書演説を行い、政治体制の改革、経済の成長モデル、民主制度の整備、腐敗取締りなどについて説明しました。

 メドベージェフ大統領はまず、国内の政治体制に対して全面的な改革を推進して、全国民に政治参加という合法的なチャンスを提供するよう呼びかけました。中でも、各地方の行政長官の直接選挙制度の整備、政党登録手続きの簡素化、大統領選参加の規制緩和などを特に取り上げました。

 経済についてメドベージェフ大統領は、「ロシアは世界六大経済体の一つになっている。石油輸出による所得と国の準備基金の増加は、ロシアにとっては依然として理性的な政策である」と強調しました。

 また民主制度の整備についてメドベージェフ大統領は「人々がさまざまな合法的形式を通じてその意思を表すことは、ロシアで法的に保障されている。しかし、これを口実に社会紛争を起こすことは許されない。ロシアは、外部勢力による国内事務への干渉は容認しない」と強調しました。

 メドベージェフ大統領はこのほか腐敗取締りに関する政府の決意を示し、「ロシアでは腐敗を取締まる戦いは始まったばかりで、今後も継続していく」と述べました。(朱丹陽)

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