中ロ友好平和発展委員会第9回総会が13日、北京で開かれました。会議のテーマは「中ロ時代の友好理念の拡大、両国関係の民意の基盤の強化」で、中国の胡錦涛国家主席とロシアのメドベージェフ大統領が祝辞を送りました。
胡錦涛国家主席は「中ロ双方は、平等信頼、相互支持、共同繁栄、世代友好といった全面的な戦略的パートナーシップの発展で合意している」とした上で、委員会の活動について、「両国関係の新しい発展方向に沿って、『中ロ善隣友好協力条約』の精神を堅持し、活動方針の創造、協力分野の拡大、民間各界とりわけ若者を両国の友好事業に導いて、民間交流の新たな局面の展開に努めていくべきだ」と強調しました。
メドベージェフ大統領は「両国が善隣友好協力条約に調印して10年、両国関係の基礎的な文書の実施、両国の戦略的協力の強化、高度な信頼の環境作りのために、委員会は重要な役割を果たしてきた。今回の総会は、両国関係の社会的基盤をより強固にすると同時に、両国の文化や協力のために、新しい道を切り開くと信じている」としています。
中ロ友好平和発展委員会は、1997年両国首脳の提案によって成立したもので、両国人民の相互理解と伝統的な友情の深化、善隣友好協力の促進、両国関係の社会基盤の拡大を目指しています。(朱丹陽 大野)
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