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 国連次長、ソマリアへの人道的支援を呼びかける

2011-08-15 11:31:19     cri    
 国連の人道問題担当のヴァレリー・エイモス事務次長は14日にケニアの首都ナイロビで声明を発表し、国際社会に向けアフリカ、特にソマリアへの人道的支援をさらに強化するよう呼びかけました。

 ヴァレリー・エイモス事務次長はこの日の午前、ケニアとソマリアの国境地帯にあるダダーブ難民キャンプを視察し、「これまでの数日間に、難民キャンプにやって来る難民の数は少し減少したものの、難民キャンプにいる子どもの数は相当数を占めている。大多数は深刻な栄養失調の苦しみにさらされている。過去2ヶ月間に約7万人のソマリア難民がここに逃げてきた。国際社会はソマリア人により多くの支援を提供する必要がある。同時に、国際支援組織の関係者の安全保障にも注目するべきだ」と述べました。

 なお、昨年から、アフリカ東北部は60年ぶりの干ばつに見舞われ、食糧不足に陥っています。そのうちソマリアの被害がもっともひどく、現在ソマリアでは370万人が飢えに苦しみ、住む場所を追われた人は146万人に上っています。(董燕華、吉野) 国際・交流へ

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